CV22オスプレイの横田基地到着に断固抗議する(談話)

声明・談話

2018年4月5日

CV22オスプレイの横田基地到着に断固抗議する(談話)

社会民主党幹事長
吉川はじめ

1.米空軍の輸送機CV22オスプレイ5機が本日、米軍横田基地に到着した。米国は、2015年5月、CV22オスプレイを17年後半に横田基地に配備すると表明し、17年3月には、要員不足などを理由に19年10月以降に延期するとしていたが、今回突然の前倒しとなり、夏ごろに正式配備しようとしている。5市1町(福生市、羽村市、武蔵村山市、立川市、昭島市、瑞穂町)にまたがる横田基地は、51万人が住む人口密集地のど真ん中に所在しており、住宅だけでなく、学校や保育所など90以上もの公共施設がある。かねてより、米軍による夜間飛行や低空飛行が繰り返され、爆音や部品落下が相次いでおり、そのうえさらにオスプレイを配備することを許せば、住民の被害が深刻になることは必至である。社民党は、米政府及び日本政府に対し、断固抗議するとともに、配備の断念・撤回を強く求める。

2.オスプレイは、事故を繰り返し、安全性に懸念が残る軍用機であり、沖縄県では、2016年12月に名護市沖に不時着・大破した事故が発生し、今年2月にもうるま市の伊計島の大泊ビーチにエンジンカバーを落下させるなど、沖縄に配備された米海兵隊のMV22オスプレイの事故やトラブルが相次いでいる。今回横田基地に到着したCV22の飛行10万時間当たりの事故率は推定4.05で、普天間基地のMV22オスプレイの3.24を上回る。しかも、沖縄では、オスプレイの飛行方法を米軍施設上空に限定し、夜間や人口密集地上空の飛行も避けるという日米合意すら守られない事例が数多く生じている。横田基地周辺においても、航空機騒音や墜落、部品落下といった人命にかかわる事故への住民や自治体の不安や懸念は全く払拭されていない。

3.CV22は、主に空軍の特殊作戦部隊の輸送を担っており、353特殊作戦群の兵士を乗せた訓練を沖縄県内で実施するため、嘉手納基地に飛来することは確実とされ、今回の横田基地配備によって、沖縄の負担も増すことになる。

4.日本の世論を軽視し配備を強行しようとする米政府と、それに追従し、日本の防衛に必要がなく、危険なオスプレイを受け入れ押し付ける安倍政権の怠慢は断じて許すことができない。社民党は、オスプレイの配備や訓練計画を断念させるよう、全国の反対運動との連携・共闘を一層強化する。

以上