陸上自衛隊イラク日報隠蔽問題について(コメント)

声明・談話

2018年4月5日
(幹事長記者会見)

陸上自衛隊イラク日報隠蔽問題について(コメント)

社会民主党幹事長 吉川はじめ

 今年1月と説明していた陸上自衛隊のイラク派遣部隊の日報について、昨年3月には陸自が存在を確認していたことが4日、明らかになりました。二重三重の隠蔽です。

 南スーダンPKO陸自部隊の日報隠蔽問題や加計学園の獣医学部新設を巡る文書、裁量労働制を巡るデータ改ざん、森友学園の国有地取引を巡る財務省の決裁文書改ざん、文科省の前川講演への圧力など、隠蔽、改ざん、圧力、介入の繰り返しです。安倍政権の体質は変えられません。大臣・政治家が辞任や更迭の話はなく、全て官僚のせいにしてきたことが、新たな隠蔽や改ざん等を生み出す温床になっています。末期的とも言うべき安倍政権に、行政の舵取りを任すわけにはいきません。事実解明も再発防止もできない安倍政権は、直ちに退陣すべきです。

 この問題を放置したまま、他の委員会で法案審議を坦々と進められる状況ではありません。都合の悪い資料はとりあえず「見つからない」と言っておいて、ほとぼりが冷めてから「ありました」ということや、答弁の中身が本当か嘘かわからないままの審議では意味がありません。まずは、衆参の予算委員会の集中審議をもとより、外交防衛や安全保障、決算行政監視など他の関係する委員会を開催し、事実究明と責任追及を行う必要があります。

 防衛省内に政務をトップとしたチームを作ると言いますが、隠蔽に隠蔽を重ねる組織に自浄能力は期待できません。国会での解明が不可欠です。とりわけこの問題は、与野党の枠を超えた行政府と立法府との関係に関する問題であり、与党もしっかりと真相究明に協力してほしいと思います。

 でたらめな弛緩しきった安倍政権を一日も早く退陣に追い込んでいくことは、野党の国民に対する責任です。当面、6野党国会対策委員長会談で協議しながら、6野党結束して対応していくとともに、事態の推移を注視しながら、より高いレベルの幹事長会談や党首会談を求めていきます。

以上