党首就任あいさつ(又市征治)

声明・談話

2018年2月25日
社会民主党第16回定期全国大会

党首就任あいさつ

社会民主党党首 又市 征治

 代議員・傍聴者そして大会役職員の皆さん、2日間の大会、たいへんお疲れ様でした。

 皆さん、私たちは、社会党の時代から一貫して護憲を党是とし、日本の平和と民主主義、すべての人々の生活と権利を守るために、かつては総評、今日では平和運動センターや市民運動の皆さんと共に、改憲阻止をはじめ反戦・反基地、原水禁、脱原発、反差別・人権擁護、そして国民生活向上などに奮闘してきました。それが、権力の暴走に一定の歯止めをかけてきたことは紛れもない事実であり、私たちの誇りとするところでしょう!

 しかし、東西冷戦構造崩壊後、国際的にも国内的にも新自由主義・新保守主義が台頭し、労働者運動への巧妙な組織的・思想的攻撃が強化され、労働運動もわが党も後退を余儀なくされてきました。その結果が、今日、安倍政権が「世界で一番企業が活躍できる国」に向けた「働き方改革」や、集団的自衛権を行使できるようにした自衛隊を憲法9条に明記して「戦争できる国づくり」・軍事大国化を進めるに至っていると言えます。

 こうした安倍暴走政治に、多くの国民は不安・不満や怒りを抱いていることは確かです。したがってわが党は、この国民の不満や願いに依拠し、当面、9条改憲・軍事大国化阻止、格差・貧困の是正をはじめ憲法25条などの完全履行、早期の脱原発・エネルギー政策の転換、消費増税反対・不公平税制の是正で社会保障の拡充などの旗を高く掲げ、労働組合や市民運動と連携して闘い、また一致できる立憲野党との共闘を強化しなければなりません。その闘いを通して自治体議員選挙で「現有議席プラス1と空白解消」を図り、参院選で選挙区・比例代表で3議席以上を獲得し、党の再建・再生に道筋をつけようではありませんか!

 そのためにも、今年前半「9条改憲NO 3000万人署名」運動を重視した取り組みが大事です。確かに党の高齢化や行動力低下傾向がありますが、年配の党員ほど戦後一貫して憲法改悪策動と闘ってきた誇り・自負心をお持ちです。そうした方々や退職者会の人々に、「今まさに憲法9条が最大の危機です。これを阻止するために、今こそ出番ですよ」と協力を働きかけ、地域や友人に9条改憲NOの署名を広げて頂くことが、党の活性化のためにも大事です。もとより現役党員の皆さんは職場・地域で積極的に署名活動を進めて頂きたい。

 私自身、3月以降各県に出向き、3桁規模の時局講演会などを開いていただき、党員・支持者・支持労組、女性や若者に理解と奮起を訴え続ける決意です。

 皆さん、3000万人署名運動を主体的に捉え、各県連合は継続的な街頭宣伝・チラシ配布を、自治体議員は自らの選挙の前哨戦として後援者と共に当選確実得票数を超える署名を、一般党員は少なくとも20筆以上の署名を獲得するなど、全国で250万筆を達成しようではありませんか! そして参院選比例代表で240万票、選挙区・比例代表で3議席以上獲得につなげ、9条改憲阻止と党の再建・再生を果たそうではありませんか!

 以上、わが国戦後史の最大の転換点の闘いに際し、全党の奮起を訴え、党首就任に当たってのご挨拶といたします。共にがんばりましょう!