憲法違反の攻撃型空母の保有は断じて認められない(談話)

声明・談話

2017年12月27日

憲法違反の攻撃型空母の保有は断じて認められない(談話)

社会民主党幹事長 又市征治

1.政府が、海上自衛隊のヘリ搭載型護衛艦「いずも」などを戦闘機の離発着ができる「空母」に改造するとともに、「空母艦載機」の運用を視野に、レーダーに捉えにくい高度なステルス性に優れた最新鋭戦闘機「F35B」の導入を検討していることが報じられている。ヘリ搭載型護衛艦と称するが、海上自衛隊の艦艇の中では群を抜く大きさで、イージス艦のおよそ3倍のトン数で外見もアメリカ軍の航空母艦(空母)とそっくりで、就役当時から空母ではないかとの疑念を持ってきた。F35B戦闘機を搭載すれば軍事的には完全に空母以外のなにものでもない。長距離巡航ミサイルに加え、攻撃型空母まで認めるのであれば、事実上改憲したのも同じことになる。「専守防衛」に反するなし崩し的な軍備拡大は断じて認められない。

2.1988年4月の参議院予算委員会での瓦力防衛庁長官答弁、2014年7月15日の参議院予算委員会の小野寺五典防衛大臣答弁、2015年9月4日の我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会の中谷元防衛相答弁、今年8月10日の参院外交防衛委員会の小野寺五典防衛相答弁など、攻撃型空母の保有は自衛のための必要最小限度を超えるため憲法上認められていないと政府は説明してきた。攻撃型空母の保有は、従来の政府見解を度外視するもののであり、明らかに憲法9条2項の戦力不保持違反である。年明けの通常国会では、6年連続の防衛費の増の問題とあわせて徹底的に追及する決意である。

以上