北朝鮮による弾道ミサイルの発射に厳重に抗議する(談話)

声明・談話

2017年11月29日

北朝鮮による弾道ミサイルの発射に厳重に抗議する(談話)

社会民主党幹事長 又市征治

1.北朝鮮は、本日午前3時17分ごろ長距離ミサイルを発射し、ミサイルはおよそ53分間飛行して日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。今回のミサイルによる船舶や航空機、漁業・水産関係などへの被害は確認されていないものの、我が国の領土・領海内に落下する可能性のあるミサイルの発射は、国民の不安を高めるとともに、北東アジアの緊張を悪化させるものであり、断じて認められない。社民党は、北朝鮮の度重なる弾道ミサイル発射に厳重に抗議する。

2.一方、安倍政権は米国とともに、制裁と圧力強化を訴え、危機を煽っている。しかし、制裁や圧力は事態を複雑にするばかりで、効果が見えない。圧力の行き着く先にある軍事解決は、朝鮮半島だけでなく、日本にも大きな被害をもたらしかねない。

3.9月11日に採択された国連安保理決議は、外交や政治による平和的な問題解決を強調し、6か国協議の再開や関係各方面が朝鮮半島の緊張を和らげる措置をとることを求めている。すべての関係国は、挑発や緊張につながる行為を自制し、事態をこれ以上悪化させるような行動を避けるべきである。そして、朝鮮半島の緊張緩和と平和構築に向け、対話のテーブルに着くよう、あらゆる外交努力を講じるべきである。

4.日本には、米朝会談を実現し停戦協定を不戦協定へ切り替えていくよう、仲介の役割を果たすことが期待されている。2005年の「6か国共同声明」の実現に向けて、中国、ロシア、韓国とともに米国と北朝鮮を粘り強く説得すべきである。

以上

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