辺野古新基地建設工事における石材の海上搬入の中止を求める(談話)

声明・談話

2017年11月15日

辺野古新基地建設工事における石材の海上搬入の中止を求める(談話)

社会民主党幹事長
又市 征治

1.11月6日、トランプ米大統領へのお土産であるかのように、辺野古新基地建設工事で新たな護岸2か所の造成工事に着手した安倍政権は、14日、反対する市民らの抗議活動のなか、積み出し港がある国頭村奥港で埋め立てに使う石材の海上からの搬入を開始した。埋め立て予定海域では今月に入って絶滅の恐れのあるオキナワハマサンゴ8群体とヒメサンゴ2群体のあわせて10群体が新たに見つかっている。一本道を大型ダンプが往来することで周辺に砂ぼこりが舞い、住民の交通も危険になる。しかも集落に十分な説明もない。豊かな自然環境を破壊し、大型ダンプの往来で平穏な住民生活を犠牲とする暴挙に対し、社民党として激しい憤りを持って強く抗議する。

2.沖縄防衛局は、キャンプ・シュワブゲートからの陸上による資材搬入も進めており、陸路と海路の両方から資材を運び入れることで、埋め立て工事を一気に加速させようとしている。埋め立てを既成事実化し、県民の諦めを狙ったものであることは明らかである。沖縄県は、工事を中止し協議がまとまるまで海上搬入をしないよう行政指導しており、県の行政指導を無視する形の石材の海上搬入の強行は断じて認められない。工事の即刻中止と県との協議開始を強く求める。

3.翁長沖縄県知事がハガティ米駐日大使に申し入れたように、沖縄だけに過重な基地負担を押し付けることは、明らかな差別である。しかも朝鮮半島情勢が悪化する中、抑止力どころか、米軍基地が存在している沖縄は北朝鮮ミサイルの標的にされているといっても過言ではない。先の総選挙においても、沖縄の民意は「新基地建設NO!」であることは明らかである。日米同盟の犠牲になり基地負担に苦しみ続ける沖縄県民の民意を踏みにじることは許されない。社民党は、建設阻止に向け全力で闘いを進める。

以上