第48回衆議院議員総選挙の公示にあたって(声明)

声明・談話

2017年10月10日

第48回衆議院議員総選挙の公示にあたって(声明)

社会民主党

 本日、衆議院総選挙が公示されました。今回の総選挙の最大のテーマは、これまで暴走を続けてきた安倍政権の是非です。立憲主義・民主主義・平和主義を踏みにじる安倍暴走政治を続けさせるのか、ストップするのか、1%の大企業・富裕層優遇の政治を許すのか、99%の庶民の暮らし優先の政治に変えるのか、そして戦争する国に進むのか、憲法の理念を活かす政治へと切り替えるのか。民意無視の暴走政治に終止符をうち、私たちの手に政治を取り戻す絶好のチャンスであり、社民党は、「憲法を活かす政治」をスローガンに掲げ、全力で闘います。

 2012年末に政権に就いた安倍首相は、一部の大企業・富裕層のためのアベノミクスによる格差と貧困の拡大、「年金カット法案」や医療・介護の改悪などの社会保障の切り捨て、「世界で一番企業が活動しやすい国」のための労働法制の改悪、沖縄県民の民意に反した辺野古新基地建設、原発事故の収束もないまま避難者を切り捨てる一方での原発再稼働・原発輸出、特定秘密保護法や「戦争法」、「共謀罪法」の強行による「戦争できる国」づくりを進めてきました。

 憲法とは、主権者たる国民が、政治権力の専制支配を防止し、個人の自由や権利を保障させるために政治権力を縛るためのものです。しかし、アベ政治の暴走によって、憲法の理念や条文がないがしろにされ、憲法の理念や憲法が保障している人権が守られ活かされているとはいえない現状にあります。

 安倍首相は、今度の総選挙で議席の過半数を得たら、”モリ・カケ疑惑”の「みそぎを果たした」と強弁し、違憲の戦争法によって世界中で戦争できるようにした自衛隊を憲法9条に位置づける「2020年改憲」に一気に突き進みかねません。立憲主義を踏みにじり、国民を見下したアベ政治そのものが問われています。安倍政権のおごり、権力の私物化を許してはなりません。

 安倍政権の進める新自由主義・新保守主義路線への対抗軸は、平和・自由・平等・共生を掲げる社会民主主義です。アベ政治の暴走への対案は、「憲法を活かす政治」です。社民党は、日本で唯一の社会民主主義政党として、憲法を変えるのではなく、憲法の理念や条文を活かして、この社会をもっと生きやすく暮らしやすい社会へと改革していく、「憲法を活かす政治」、「国民生活最優先の政治」の実現を目指し、全力で取り組みます。

 また、政界再編ばかり騒がれていますが、新しくできた希望の党は、「9条を含め憲法改正論議を進める」ことを公約の3本柱の一つに掲げ、「戦争法」を容認し、辺野古新基地建設を着実に進める立場です。「日本のリセット」は平和憲法のリセットにつながりかねません。改憲勢力が3の2以上を占めれば、憲法9条改悪にまっしぐらとなります。自衛隊が大手を振って海外で戦争する国へ突き進むとともに、その裏では国民の自由や権利がますます抑圧されることは明らかです。

 この間、平和と民主主義、立憲主義の回復を願う多くの市民の皆さんが、「さようなら原発」、「戦争法廃止」、「辺野古新基地反対」、「共謀罪反対」、「最低賃金引き上げ」、「給付型奨学金創設」などの運動に立ち上がりました。社民党は多くの市民の皆さんとともに、私たちの手に政治を取り戻し、憲法をないがしろにし、国民に背を向けて暴走を続ける安倍政権を終わらせたいと決意しています。そして、改憲勢力を3分の2割れに追い込み、「戦争できる国」ではなく、一人一人が大切にされ、平和で安心して暮らせる社会を目指して22日の投票日まで全力で闘い抜きます。社民党への熱いご支持・ご支援をお願いいたします。

以上