声明・談話

2017年10月6日

核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のノーベル平和賞の受賞について(コメント)

社会民主党党首 吉田忠智

 国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)が今年のノーベル平和賞受賞が決まったとの報に接し、心から祝福し、お喜び申し上げます。今回の受賞は、核兵器のない世界に向けて努力しているNGOの皆さんの活動が評価されただけでなく、広島、長崎の被爆者の皆さんの活動が認められたものと思います。

 今年7月、核兵器の開発や保有などを禁止する核兵器禁止条約が採択されましたが、北朝鮮による核実験の実施や核保有国による条約不参加など残念な事態が続いています。今回の受賞には、条約発効を後押ししたいという切実な願いがこもっていると感じています。非人道的な核兵器の廃絶に向け国際社会が大きな一歩を踏み出すことを期待します。

 また、日本政府が核兵器禁止条約に参加しないのは、70年にわたって核廃絶を訴えてきた被爆者に対する裏切りです。ノーベル賞受賞をより大きな機運として、アメリカの「核の傘」に頼り、核抑止力に依存している日本政府に対し、「核兵器禁止条約」を締結し、核のない世界を目指す姿勢を積極的に発信していくよう強く求め、衆院選でも争点の一つとして訴えていきます。

以上