声明・談話

2017年9月1日

民進党代表選の結果について(談話)

社会民主党幹事長
又市 征治

1.本日、民進党の代表選挙が行われ、前原誠司氏が、国会議員・予定候補票、地方議員票、党員・サポーター票のすべてで枝野幸男氏を上回り、新たな代表に選出された。前原氏の理念の「all for all」も、枝野氏の理念の「お互い様の支え合う社会」も大いに共感できるものであり、目指す社会像に大きな違いはない。代表選では、原発、消費税、憲法などが争点となったが、前原新代表の下、早急に基本理念・政策の党内合意を図り、挙党態勢を確立し、民進党の再生を進めていくとともに、安倍政権への対抗軸を鮮明にし、野党第一党としてのリーダーシップを発揮するよう求めたい。

2.先の参議院選挙の1人区の闘いからも明らかなように、野党共闘を深め市民と結束しなければ、アベ政治の暴走を止めることはできない。また、小選挙区の候補者の1本化が2009年の政権交代選挙の原動力の一つとなったように、民進党が目指す政権交代を実現するためにも、党間の選挙協力と市民との共闘をしっかり進め、安倍政権を打倒するほかない。民進党が改めて市民に向き合い、社民党はじめ他の野党と手を携え、アベ政治の暴走に正面から対峙し、多くの国民の期待に応えるように希望する。

3.この間4野党は、党首会談や幹事長・書記局長会談を積み重ね、衆議院総選挙についても「できる限りの協力」を行っていくことを合意・確認し、6月8日には「4野党が協力して候補者調整を行い、一致したところから順次発表していく」としている。また、4野党の政策責任者も4月5日、「『市民連合が実現を目指す政策』に関する四党の考え方」をまとめたが、これは4野党の「共通政策」のベースとなる現時点での到達点であり、4野党の市民との公約でもある。求められるのは、本気の野党共闘の実現である。

4.前原新代表は代表選出後の挨拶で、「今日からone for all」を強調し、野党共闘のあり方についても、「連携と協力は排除しない」としている。すべての民進党員、すべての国民のために前原氏が全力を捧げるという決意であると受け止める。今後、民進党新執行部の発足後できるだけ速やかに、4野党の幹事長・書記局長会談や党首会談を開催し、衆院トリプル補選の共闘、289小選挙区のすみ分け調整と各選挙区の実態に即した効果的な選挙協力の推進、内閣改造後の初の国会となる臨時国会の対応について意思統一を図り、安倍政権に対峙する院内外の野党共闘の陣形を再構築していきたい。

以上