声明・談話

2017年8月1日

森友学園問題の幕引きは許されない(談話)

社会民主党幹事長 又市征治

1.昨日、大阪地検特捜部は、小学校校舎の建設工事をめぐり、金額の異なる契約書を作成して国土交通省に補助金を申請し、国の補助金5644万円をだまし取ったとして、学校法人森友学園の籠池前理事長夫妻を逮捕した。籠池夫妻に対する「口封じのための見せしめ逮捕」、「国策捜査」と言われないよう、検察は、発端となった国有財産の8億円もの不当な値引きによる払い下げと学校認可という森友学園問題の「本丸」に斬り込み、近畿財務局などへの家宅捜索も含め、司直として徹底的に捜査すべきである。

2.「森友学園」を巡っては、運営する幼稚園で教職員数や障害がある子どもの数を水増しし、大阪府から約6200万円の補助金をだまし取った疑いでも告訴されている。また、安倍晋三首相夫人の昭恵氏と夫人付職員が国家公務員法違反容疑で告発され、不当な安値での払い下げで国に損害を与えた背任容疑で近畿財務局の職員が告発されている。求められているのは、一連の疑惑の真相の解明であり、補助金不正受給問題で終息させることがあってはならない。

3.与党側は、関係者の証人喚問や国会における追及に否定的だが、籠池夫妻の逮捕で森友学園問題の幕引きをはかることは、断じて許されない。司直の手に委ねられたからといって、国会としての疑惑解明の責任が免れるわけではない。政治や行政の私物化に対する不信を払拭するため、国会としても一連の経緯を検証し、疑惑を解明するべく、小学校の名誉校長に一時就任した安倍晋三首相夫人の昭恵氏及び佐川国税庁長官ら関係した職員の証人喚問を強く求める。

以上