声明・談話

2017年7月4日

北朝鮮による弾道ミサイルの発射に抗議する(談話)

社会民主党幹事長 又市征治

1.北朝鮮は本日午前9時40分ごろ、北西部の平安北道から日本海に向けて弾道ミサイルを発射し、ミサイルは日本のEEZ(排他的経済水域)内に着水したとみられる。付近を航行する航空機や船舶への被害は確認されていないものの、我が国の領土・領海内に落下する可能性のあるミサイルの発射は、民間船舶や航空、漁業・水産関係者はじめ国民に不安を与え、被害も生じかねない。同時に、北東アジア全体の軍事的な緊張を増すことになりかねない。社民党は、北朝鮮に対し強く抗議する。

2.国連安全保障理事会決議は、弾道ミサイル技術を用いた発射、核実験、あるいは他のいかなる挑発の禁止や、あらゆる弾道ミサイル計画関連活動の凍結を求めている。相次ぐ北朝鮮の対応は、極めて遺憾であり、強く自制を求める。

3.対話の窓口を開き、さまざまな課題を包括的に解決しようと北朝鮮に呼びかけるところから、緊張を緩和し、東北アジアに転換を呼び起こせるはずである。関係国は、北東アジア地域の平和と安全のため、これ以上の挑発や緊張を高める行為を自制し、徹底した外交努力によって対話を開始すべきである。

4.日本は、中国、韓国、ロシア等とも連携し、「北朝鮮及び米国が、相互の主権尊重、平和共存、国交正常化の措置を約束」したことを確認している、2005年の6か国の共同声明に立ち戻るよう北朝鮮への呼びかけを強め、6か国協議の再開に全力を挙げるべきである。

5.あわせて、北朝鮮による核兵器やミサイルの開発をやめさせ、拉致問題の解決を目指すため、歴史に対する謙虚な姿勢をもって、2002年の「日朝平壌宣言」の精神に立ち返り、粘り強い交渉と対話を行うべきである。

6.社民党としても、日朝両国政府の交渉と対話、6か国協議の再開に向け、あらゆる努力を惜しまず後押ししていく。

以上