声明・談話

2017年6月12日

大田昌秀元社民党参議院議員の逝去に当たって(コメント)

社会民主党幹事長 又市征治

 本日11時50分、元沖縄県知事を務めた大田昌秀さんが逝去されました。大田さんは知事を2期務められた後、2001年、当時の土井たか子党首に請われて社民党から参議院比例代表選挙に立候補し、参議院議員を1期務められました。本日は奇しくも大田さんの92回目の誕生日であり、一昨日は、「止めよう!辺野古埋立て 共謀罪法案は廃案に!」をテーマに、国会大包囲行動が行われ、私も参加したばかりでした。突然の訃報に接し、ただただ驚いております。

 安倍政権が沖縄県民の民意を踏みにじり、辺野古新基地建設を強行し、また運動を弾圧するための「共謀罪」法案を強行しようとする中で、大田さんの思いはいかばかりであったかと痛切の念に堪えません。心からご冥福をお祈り申し上げます。

 大田さんは2001年にともに参議院議員に当選した同期であり、それ以来大変親しくさせていただきました。沖縄北方特別委員会などで、鋭く政府を追及する姿が今も目に焼き付いています。また、国会闘争のかたわら、時折瓶に入った地元の泡盛をごちそうになったこともあり、人間的にも本当に魅力がある大田さんを心から尊敬していました。

 大田さんは、政治家になる前から沖縄戦の歴史的研究に大きな業績を上げてこられましたが、議員を引退してから後も、沖縄国際平和研究所をたちあげ、理事長として終始一貫して沖縄戦と基地問題のほか平和問題などの研究に取り組んでこられました。

 社民党は大田さんの思いをしっかりと受け継ぎ、これからも平和を求める沖縄県民に寄り添い、辺野古新基地建設反対、沖縄の基地の整理・縮小と沖縄振興策の実現に全力を挙げるとともに、「共謀罪」法案や憲法9条の改悪など、平和憲法をおびやかす動きに対し、断固として闘っていく決意です。

以上