声明・談話

大会宣言

 第15回定期全国大会は、「日本社会党」から「社会民主党」に党名を変更し、新たな出発を遂げてから20年の節目となる記念すべき大会となりました。とはいえ、社民党の危機的な状況は依然として続いています。再び国民の信頼に足りる党に生まれ変わるべく、引き続き党改革を遂行し、党再建・再生につなげなければなりません。

 しかし、大会参加者からは、あらゆる分野で地域の先頭に立って、安倍政権の暴走と対決している党の姿が報告されました。統一自治体選挙の成果や教訓、地域活動でつかんだ課題や声なども持ち寄り、真摯な議論を通じて、党の存在意義と役割に確信を深め合うことができました。なかでも、党歴50年以上の永年党員や社会新報の配布・部数維持に対する表彰の姿に、大いに励まされました。また、護憲・労働者保護・脱原発・沖縄の闘いは社会党の運動から始まり広がったとの激励もいただき、日本社会党時代以来の闘いの灯火を、決してここで消してはならないことを誓い合いました。

 「戦前回帰・改憲」志向の安倍政権の下で、立憲主義・平和主義・民主主義は踏みにじられ、国民の「いのちと暮らし」が破壊され続けています。違憲の「戦争法」強行成立をはじめ、消費税増税、労働法制の改悪、TPP参加、原発再稼働、復興の置き去り、辺野古新基地建設の強行、格差拡大を助長する「一億総活躍社会」の成長戦略など、あらゆる面で「戦争できる国」づくりが進められ、その総仕上げとして憲法9条改悪が狙われています。大会では、社民党が要となって「戦争法廃止法案」を共同提出した野党5党(社民・民主・維新・共産・生活)による共闘もアピールされました。わたしたちは安倍政権の暴走を決して許さず、院内外の連携をさらに強めて「戦争法」の廃止に全力を挙げます。

 安倍政権の暴走・強権政治に対し、60年安保闘争以上とも言える立場や世代を超えた運動の高揚は、「新たなデモクラシー」を生み出しました。新自由主義・新保守主義勢力への対抗軸は、「平和・自由・平等・共生」の理念をもつ社会民主主義を掲げた社民党です。このことに誇りと確信を持ち、職場や地域でもう一歩前に出た運動を進めます。今大会で決定した運動方針と選挙闘争方針を具体化し、平和を願う多くの人々とともに地域から平和と民主主義を守る闘いを展開して、改憲勢力の台頭を阻止していきます。

 今年7月の参議院選挙は、戦後政治の分岐点となる一大政治決戦であると同時に、社民党の命運をかけた闘いとなります。今大会の「―アベ暴走政治STOP!―参議院選挙に勝利し、平和憲法を守り抜こう」のスローガンの下、全党が一丸となって選挙勝利に奮闘し、議席増を勝ち取ります。同時に、来たる衆議院選挙の準備も進めます。国政政党としての存在感を確固たるものとし、党再建・再生の道を切り開いて、平和憲法を守り抜きましょう。

 以上、宣言します。

  2016年2月21日

社会民主党第15回定期全国大会