声明・談話

2016年1月6日

北朝鮮による水爆実験に断固抗議する(談話)

社会民主党幹事長
又市 征治

 本日午前10時半ごろ、北朝鮮北東部の咸鏡北道吉州郡豊渓里近くで、マグニチュード(M)5・1の核実験によるものと考えられる人工地震が感知された。また、北朝鮮の国営・朝鮮中央通信は日本時間午後0時半からの特別重大報道で、北朝鮮が初めての水爆の実験を実施したと発表した。

 金正恩第1総書記は、昨年12月に「強大な核保有国となった」として水爆の保有に言及し、また北朝鮮は潜水艦発射弾道ミサイルの実験を繰り返すなど、国際社会の批判を無視して戦略兵器や核弾頭の運搬手段の開発を推進している。北朝鮮の核実験はこれで4度目であり、社民党は、北朝鮮の度重なる核実験に強く抗議する。

 国連は北朝鮮に対して、これまで何度も、制裁措置の強化と実効性を高める内容の安保理決議を採択し、自制を求めてきた。こうした国際社会の動向をいっさい無視してまたも核実験を行ったことは、国際社会の平和と安定を損なう重大な挑発行為であり、特にこれが北東アジア地域に新たな緊張をつくり出すことは明らかである。社民党は、あらゆる国の核実験に一貫して反対すると共に、北東アジア地域の非核地帯化を実現する努力を一貫して続けてきた。この立場からも、今回の北朝鮮の水爆実験はきわめて許しがたい問題であり、断じて認めることはできない。

 北朝鮮は、「朝鮮半島の核問題の包括的な解決のため、関連するすべての国際的合意を遵守する」ことを確認した日朝平壌宣言や、「すべての核兵器及び既存の核計画を放棄すること」等を約束した六者会合共同声明をはじめとする国際合意を真摯に守り、ただちに核兵器の開発を中止すべきである。

以上