声明・談話

2014年10月26日

福島県知事選挙の結果について(コメント)

社会民主党全国連合
選対委員長 又市 征治

1 本日、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故発生以降、初となる福島県知事選挙の投開票が行なわれた。
結果は、佐藤知事の後継者で前副知事の無所属・新人の内堀雅雄氏が県内の多くの業界団体や町村会、政党の支援を受け、幅広い支持を得て初当選した。
内堀氏は、政党の推薦は受けずに県民党の立場から、復興の前提とする県内原発全基廃炉、原発事故の収束など5つの基本方針、8つの基本政策を打ち出し、福島の現状や原発災害を全国に伝え、国や東電と対峙していくとした。

2 社民党は、福島県連合が民主党県連合や連合福島と反自民の立場から候補者擁立を進め、内堀氏と知事選に関する政策協議で連携を図った上で支援するとの方針を了承した。
選挙戦は、6名の新人が立候補し、避難者の生活再建や損害賠償、汚染水対策、除染・放射能汚染防護、子どもや県民の健康管理、中間貯蔵施設の是非、風評被害、産業の再生など未曾有の原発事故が引き起こしている問題をはじめ、地域経済、雇用、教育、福祉、再生可能エネルギー、農林水産業についても論戦が行なわれた。また、刷新か継承かという震災後の佐藤県政に対する是非も問われた。

3 政府・自民党は、滋賀県知事選挙に続いて安倍政権に大きなダメージとなる知事選挙での敗北を何としても避けるために、福島県連が決めた独自候補を断念に追い込み、内掘氏への相乗りに持ち込んだ。その結果、復興や原発などの政策争点が見えづらくなり、有権者にとってわかりづらく不満が残る選挙となったことは残念である。

4 福島県の避難者は、今も12万6千人(県外に4万6千人以上)が大変厳しい生活を強いられている。
社民党は、人間の復興を基本に、引き続き脱原発・再稼働阻止、福島の原発事故の早期の完全収束、被災者の支援に全力を挙げて取り組むとともに、安倍政権の暴走をストップし、平和憲法をいかした県政の実現を求めて運動を進めていく。

以上