声明・談話

2014年10月20日

小渕優子経済産業大臣の辞任について(談話)

社会民主党幹事長  又市 征治

1.本日、小渕経済産業大臣は、安倍首相と会談し、関連の複数の政治団体(小渕優子後援会、未来産業研究会、自民党群馬県ふるさと振興支部)の不透明な収支を巡る問題の調査結果を報告した後、辞表を提出した。辞任は当然であり、安倍総理の任命責任も免れない。

2.小渕経済産業大臣が地元後援者のために開催した「観劇会」の収支が不透明で、政治資金収支報告書に虚偽を記載していれば政治資金規正法に抵触する恐れが生じ、事実を記載していても利益供与を禁じた公職選挙法違反の疑いが残されていた。また、「観劇会」を実施したのに記載自体のない年度もあり、買収の疑いも指摘されていた。その他、親族企業などへの支出や下仁田ネギやこんにゃくといった地元特産品の大量購入も不自然であるし、ベビー用品やおもちゃ、ストールや化粧品、ブランド品など、支出内容も政治資金として不適切なものが多いなどとの指摘があった。

3.今回の調査によっても、いまだ不自然な点も残っている。政治家として最も守らなければならない2つの基本的な法律に関する疑惑であり、一国会議員として、政治倫理審査会において自ら説明を行い、国民の疑惑に真摯に答えるべきである。法律違反が明らかになった場合は、当然、議員辞職すべきである。

4.松島法務大臣、江渡防衛大臣、山谷拉致担当大臣、塩崎厚生労働大臣ら、今回の改造で起用された他の閣僚においても、政治資金や公職選挙法上の問題、口利き疑惑などが指摘されている。これらの疑惑の徹底解明とともに、資質に疑問が多い閣僚を任命した安倍総理の責任も徹底的に追及し、安倍政権を追い込んでいく。

以上

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