声明・談話

2014年4月14日

鳥インフルエンザの発生について(談話)

社会民主党幹事長
又市 征治

1.熊本県内の多良木町の農場から、11~12日に飼育していた鶏が270羽が死んだとの連絡が熊本県にあった件について、昨日、農林水産省と熊本県は、大量死した鶏の2羽から強い毒性を持つ高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出されたと発表した。熊本県はじめ九州地方は、全国有数の養鶏地域であり、2011年1月に感染が確認された宮崎県では約101万羽が殺処分され地域経済に大きな影響が出た。これ以上の感染拡大は何としても食い止めなければならず、社民党は安倍政権に対し、迅速な情報収集と国民への速やかな情報提供、万全の拡大防止策を徹底するよう強く求める。

2.国内での鳥インフルエンザの感染確認は約3年ぶりだが、韓国では3月末までに1187万羽が殺処分されるなど予断を許さない状況が続いている。特に、ゴールデンウイークが終わる頃までは渡り鳥の移動の時期で、感染がさらに広がる可能性がある。安倍政権は監視・早期通報・診断・防疫体制の改善・強化、被害農家への補償拡充、自治体の負担軽減策、国と自治体の役割と責任の明確化、飼育方法や大規模・密集化した養鶏産業のあり方の見直し、東アジアでの研究体制確立など、抜本的な鳥インフルエンザ対策の拡充・強化を早急に進める必要がある。

3.緊急事態には初動が最も重要であるにもかかわらず、安倍首相が昨日、鳥インフルエンザ発生後も関係閣僚会議を欠席しゴルフを続けたことは強い非難を免れない。菅官房長官は「全く問題ない。国民に無用な不安を与えないようにするのも危機管理の一つ」と発言したが、政権の危機管理意識の希薄さを露呈する暴言に他ならない。社民党は安倍首相と菅官房長官に強く抗議するとともに、今後国会審議をはじめあらゆる場面でこの問題を厳しく追及していく。

以上