声明・談話

新年のメッセージ

吉田忠智

新年明けましておめでとうございます。

昨年の参議院選挙では、ご支援とご協力をいただきありがとうございました。社民党は「強い国よりやさしい社会」を掲げて、全国各地で党の公約を訴えました。たいへん厳しい選挙でしたが、社民党に期待を寄せ支持してくださる皆さんに心から感謝いたします。

参院選での大勝を背景に安倍内閣は、好戦的・強権的な本質をむき出しにして国会軽視・民意軽視の政治を加速させています。昨年の臨時国会では、特定秘密保護法や国家安全保障会議(日本版NSC)設置法など歴史の教訓に逆行する危険な法案を強行に成立させ、集団的自衛権の行使容認に向けた解釈改憲への意向を露わにしました。憲法で保障された様々な権利を国民から奪い、日米軍事同盟を強化して「戦争できる国」「国民が戦争に反対できない国」づくりが進められようとしています。

さらに、「成長戦略」の名の下での労働規制緩和や消費税増税と社会保障の切り捨て、いのちと緑を壊すTPP参加、震災復興を置き去りにした原発再稼働や原発輸出など、1%の大企業や富裕層優遇と対米追従の政治のために、99%の庶民の暮らしをますます切り捨てようとしています。憲法違反を繰り返す安倍内閣の暴走を許すわけにいきません。

社民党は、国会での野党共闘を追求して安倍政権と徹底的に対峙するとともに、広範な団体・個人との連携を強化して国民運動を広げ、平和憲法を形骸化させ日本の針路を誤らせるあらゆる策動の阻止に全力を挙げます。また、今年1月の名護市長選挙と秋の県知事選挙は沖縄の基地問題の大きな岐路となります。社民党は、危険なオスプレイと基地の撤去、日米地位協定の全面改定に向けて粘り強く取り組んでいきます。

昨年秋党首に就任した私は、この1年をかけて全国各地を周り皆様方との対話を重ね、期待と信頼に答え得る党へと改革して、政治を転換する力を結実させていきたいと決意しています。皆様方の地域にお邪魔した際には、ぜひ忌憚のないご意見をお聞かせください。

今年行われる自治体選挙や来年の統一自治体選挙は、平和憲法を軸とした運動の輪を広げていくための重要な闘いとなります。いのちや暮らし、雇用、憲法を守るため、社民党は今年も邁進します。

2014年が皆様方にとってより良い年となりますよう、心から祈念申し上げます。

2014年 元旦

社会民主党 党首  吉田忠智