声明・談話

2010年1月11日

「成人の日」アピール

本日、成人の日を迎えられたみなさん、こんにちは。

20歳になって、選挙権をはじめ様々な権利が発生し、責任も負うようになりました。私たち社民党は、21世紀の社会が平和で希望に満ちたものであることを心から願い、その社会を創造するみなさんのはかりしれない可能性に、大きな期待をよせています。

いまの日本は、3人に1人が非正規雇用です。特に若い世代の就職難や高失業率は深刻で、新卒生の就職内定率も悪化している現状です。働き方が不安定だと心も不安定になります。また、結婚や子育てなどの人生設計も考えられなくなるでしょう。

社民党は、この深刻な状況をいち早く国会でとりあげ、非正規雇用やワーキングプアの問題の改善に取り組んできました。仕事は生活の要であり、まず社会のスタートラインに立てる環境を保障し、生活の安心・安全を守るのが政治の役割です。

社民党は連立与党として、労働者を「モノ」扱いしてきた旧自公政権の雇用・経済政策の過ちを正し、「人と地球にやさしい」新たな雇用創出・雇用拡大に力を尽くします。さらに、労働法制の強化をはじめ、働く人たちの労働条件の向上に努めていきます。

また、人間らしく生活を送るためには「平和」が何より大事です。今も、世界の各地で絶えず戦争や紛争が起こり、みなさんと同じ若い人 たちや子どもたちが亡くなっていることは本当に心が痛むことです。日本でもかつてそういう時代がありました。日本国憲法は、その惨禍を教訓としてつくられ た不戦の誓いであり、世界で平和を願う人たちの宝物です。憲法9条は、命を、世界平和を守るものです。このことを、みなさんの胸に刻んでほしいと願ってい ます。

社民党は、連立政権のもと、平和憲法の理念を活かした政治をめざしています。いまの米軍再編や在日米軍基地のあり方を見直し、住民の 不安と負担を解消しなければなりません。国益である沖縄の豊かな自然、ジュゴンの住む海を守り、次世代に環境破壊のツケを残さないために、社民党は、辺野 古への新基地建設の中止を追求しつづけます。

今年は参議院選挙があります。選挙権を行使できるようになったみなさんですが、政治を遠いものと思っている方もいるかもしれません。 しかし、日々の暮らしと政治は直結しています。政治とは、社会のあり方、一人一人の働き方や暮らし方、人生までも決めるものです。そして、その方向を決め るのはみなさんの意思、声と力の結集なのです。

社民党は、若い人たちが政治・社会に関心を持ち、様々な分野で活躍されることに大きな期待を持っています。未来を担う若者が活躍でき る機会をつくりあげ「命を大切にする政治」をみなさんとともに実現するために、選挙勝利をめざします。そして、青少年育成の所管大臣として、就業や修学、 生活環境など若者が社会生活を送るうえでの困難を解消し支援していくための施策に全力をあげ、みなさんのこれからを応援することをお約束します。

平和で未来に希望のもてる社会を一緒に創っていきましょう。
本日は、本当におめでとうございます。

2010年1月11日
社民党党首 福島みずほ
福島みずほ