声明・談話

2009年1月5日

「成人の日」アピール

本日、成人の日を迎えられたみなさん、こんにちは。

20歳になって、選挙権をはじめ様々な権利が発生し、また、責任も負うようになりました。私たち社民党は、21世紀の社会が平和で希望に満ちたものであることを心から願い、その社会を創造するみなさんのはかりしれない可能性に、大きな期待をよせています。

いま日本では、働く人たちの法律がどんどん規制緩和され、3人に1人がパート・派遣・契約社員となっています。そんな中、不況によるリストラや内定取り消し問題が連日報道され、みなさんも、自分の生活の先行きに不安を募らせていると思います。

働き方が不安定だと心も不安定になります。また、結婚や子育てなどの人生設計も考えられなくなるでしょう。

社民党は、この深刻な問題にいち早く警鐘を鳴らし、非正規雇用の問題、ワーキングプアの問題に取り組んできました。仕事は生活の要です。今後も、労働法制の強化をはじめ、働く人たちの労働条件の向上に努めていきます。

また「平和」も大事です。今も、世界の各地で絶えず戦争や紛争が起こり、みなさんと同じ若い人たちや子どもたちが亡くなっていること は本当に心が痛むことです。日本でもかつてそういう時代がありました。日本国憲法は、その惨禍を教訓としてつくられた不戦の誓いであり、世界で平和を願う 人たちの宝物です。

憲法9条が変れば、自衛隊の海外派兵に拍車がかかり、武器輸出も可能となります。日本製の武器が、世界の子どもたち、人々を殺すことを私たちが望むのか、ということがまさに問われています。

憲法9条は、命を、世界平和を守るものです。このことを、みなさんの胸に刻んでほしいと願っています。

日本の政治は、大転換の時期にさしかかっています。若いみなさんたちの多くは、政治を遠いものと思っているかもしれません。しかし、 日々の暮らしと政治は直結しています。政治は、社会のあり方、一人一人の働き方や暮らし方、人生までも決めるものです。そして、その方向を決めるのはみな さんの声と力の結集なのです。

社民党は、若い人たちが政治・社会に関心を持ち、様々な分野で活躍されることに大きな期待を持っています。そのためにも、未来を担う若者が活躍できる機会をつくりあげ、「命を大切にする政治」を実現します。

平和で未来に希望のもてる社会をめざし、ともにがんばりましょう。

本日は、本当におめでとうございます。

 

2009年1月12日
社民党党首 福島みずほ