声明・談話

2008年9月26日

申し入れ

国土交通大臣
中山成彬 殿

社会民主党党首
福島みずほ

 昨日の報道各社に対するインタビューの中で、貴殿は、成田空港反対闘争を「ごね得」と言い、「日本は非常に内向きな単一民族」と言いました。また、大分 県教委の教員採用汚職事件に触れ、「県の教育委員会の体たらくは日教組(が原因)。日教組の子供は成績が悪くても先生になる。だから大分県の学力は低い」 などと発言しました。

これらの発言は、成田空港建設についての経緯や、先住民族のアイヌの人々や日本国内に定住している外国人たちの歴史と現状を無視する ものであり、強く抗議いたします。今年6月には、衆参両院本会議おいて「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が全会一致で可決されたばかりであ り、貴殿の発言は、この決議にまったく反するものです。また、日教組や大分県民を著しく侮辱するような発言についても、強く抗議いたします。

貴殿は、本日の会見で、謝罪し撤回しています。しかしながら就任早々、人権を無視した発言が出てくることは、閣僚としての資質に多大な疑義を抱かせるものであります。速やかに国土交通大臣の職を辞されることを求め、ここに申し入れをいたします。

以上


中山国土交通省に申し入れ
社民党の福島みずほ党首と近藤正道参院議員は26日、国土交通省に出向き、上記の申し入れを行った。