声明・談話

2008年4月26日

第79回メーデー・アピール

福島みずほ社民党党首  全国の働く仲間のみなさん、第79回メーデーを心からお祝い申し上げ、連帯と激励のメッセージを送ります。

安倍内閣を引き継いだ福田内閣のもとで、構造改革が引き続き推し進められ、働く仲間の賃金は9年連続して低下している中、今年の賃上げも低い水準に押し 込められています。また、長時間働かされ、過労死や過労自殺、メンタルヘルスという痛ましい状態に追い込まれています。

一方、パート、派遣労働者などの非正規雇用労働者は増加しつづけ、今や1700万人を超え、低賃金で明日が見えない不安定な生活を強いられています。多くの国民は原油や穀物価格の値上がりによって、厳しい生活を強いられています。

このような状況を打ち破るために、8時間労働制を要求し、人間らしさの回復と安定した生活をもとめ起ち上がったメーデーの意義が、今日ほど問われている時はありません。

格差を是正し、生活優先の社会を実現することが重要です。そのために、社民党はディーセント・ワーク(人間らしい労働)の理念実現に向け、早急に労働者派遣法の抜本改正と最低賃金の引き上げをめざします。

政府与党は道路特定財源の既得権益を守り抜こうとする一方で、「競争こそ万能」として規制緩和をやみくもに進め、年金、医療、介護な ど社会保障を大きく切り捨てています。特に、4月から75歳以上の高齢者の医療費を削減するため、後期高齢者医療制度が始まりました。この制度は高齢者の 医療と生活と尊厳を脅かすものです。一日も早い制度の廃止に向け一緒に取り組みましょう。

誰もが、戦争やテロ、その背景にある貧困や差別、抑圧が除かれ、平和で人間らしく生き、暮らすことを切望しています。自衛隊の海外派 兵を恒久化し米軍との一体化を押し進めることに反対し、憲法改悪を阻止する活動を強化し、憲法の理念を政治とくらしにいかしていきましょう。

子どもたちの健やかな成長を保障し、平和な社会、豊かな地球環境をつくり、次の世代にバトンタッチするためにも、生存の基礎となる地球環境の悪化をくい止めなければなりません。

増え続ける核廃棄物と核拡散問題は深刻化しています。六ヶ所村核燃再処理工場の稼動に反対し、世界の反核運動と連携を強めましょう。

社民党は、「平和・自由・平等・共生」を日本における社会民主主義の理念として掲げ、この具体化に向けた政策と運動を働く仲間の皆さ んと共有したいと考えています。21世紀を平和で共に支え合う、夢と希望にあふれた社会にするため、来る衆議院総選挙の勝利に向け全力をあげる決意です。

社民党は、働くものの英知と連帯の力によって、必ずや希望がもてる社会がおとずれることを確信します。

第79回メーデー万歳!

2008年4月26日

社民党 党首 福島 みずほ