声明・談話

2007年4月27日

死刑執行に強く抗議する(談話)

社会民主党
党首 福島みずほ

  1. 本日、東京拘置所、大阪拘置所および福岡拘置所に収監されていた死刑囚3名に対して刑が執行された。社民党は死刑制度が人道と社会正義に反するものとして、その存置に強い疑問を呈してきた立場から、今回の死刑執行に強く抗議する。
  2. 今回の死刑執行は、1993年から15年連続となるものであり、長勢法務大臣としては昨年12月に続いて2度目である。連休のため国会審議が行われないことを見越して、同時に3名も執行した法務省の姿勢は、言語道断と言わざるを得ない。
  3. 1989年の国連総会で「死刑廃止条約」が採択されて以来、国連人権委員会でも「死刑廃止に関する決議」がなされ、死刑存置国に対 して「死刑に直面する者に対する権利保障を遵守するとともに、死刑の完全な廃止を視野に入れ、死刑執行の停止を考慮するよう求める」とした呼びかけがなさ れている。今回の執行は、死刑制度の廃止に向かう世界の流れに逆行したものである。
  4. 死刑制度については国内外で大きな議論が起きていることを勘案し、制度の存廃や死刑に代わる措置など刑罰の在り方について国民的な議論を尽くし、その間、政府は死刑の執行を差し控えるべきである。社民党は、今後も死刑制度の見直しに全力を挙げて取り組む。

以上