声明・談話

第77回 メーデー・アピール

全国の働く仲間の皆さん、第77回メーデーを心からお祝いし、連帯と激励のメッセージを送ります。

人間らしさの回復を求め、1886年5月1日に8時間労働制を要求し立ち上がった米国労働者のたたかいが、「労働者の団結の日」として世界に広がり、1890年5月1日に第1回国際メーデーが行われました。日本でも、1920年に第1回のメーデーが行われています。

それ以来、多くの運動があり、様々な成果を勝ち取ってきました。しかし今日、新自由主義と新保守主義の激しい巻き返しが続いています。小泉政権の推し進める構造改革により、所得の格差、地域間の格差が広がり、働く者の生活は脅かされています

二極化の進行は、次の世代にも大きな影を落としています。私たちは「富める者に優しく、貧しい人からさらに取り立てる政治」にストップをかけ、生涯を通して安心して暮らせる社会を求めて立ち上がらなければなりません。

そして、平和憲法を改悪し戦争のできる国にしようとする動きが強まっています。自衛隊がイラクから撤退する見通しも立たず、在日米軍の再編強化が 進み、巨額の税金がそのために使われようとしています。教育基本法の改悪は、愛国心を押し付け国家に忠実な国民をつくりあげようとするものです。平和な社 会を構築し、基本的人権を確立し、豊かで安心できる生活を実現するために、私たちは憲法を現実の社会や日々の暮らしに活かすために、さらに努力しなければ なりません。

社民党は、今年2月に「平和・自由・平等・共生」を基本理念とする「社会民主党宣言」を内外に明らかにしました。生きがいと働きがいの持てる労働 環境を作り上げるために、夢と希望が持てる社会を実現するために、非正規雇用労働者や未組織労働者を含むすべての働く人々とともに歩みます。

社会民主主義を掲げる政党として、人々が個人として尊重され、自然と調和し、平和で人間らしく生きることのできる社会を実現するために連帯の核として全力をあげることを表明します。一緒に頑張りましょう。 メーデー万歳。

2006年5月1日

社会民主党 党首
福島 みずほ