声明・談話

2006年4月21日

衆議院法務委員会での「共謀罪」審議入りの強行を糾弾する(談話)

社会民主党 党首
福島みずほ

 本日、衆議院法務委員会で、「共謀罪」の新設を含む組織犯罪処罰法などの改正案の趣旨説明と与党修正案の説明を、与党は強行した。与野党間の合意もないまま、突然杉浦法務大臣に提案理由の説明をさせたことに対して、社民党は強く抗議する。

「共謀罪」は改めて言うまでもなく、具体的な犯罪行為がなくても単に合意したというだけで処罰できるとするものであり、重大な人権侵害につながる 深刻な危険性はらんでいる。619もの主要犯罪について、犯罪が実行される前に単に合意したと言うだけで犯罪を成立させてしまう捜査当局による乱用のおそ れがあるものであり、現代版治安維持法とも、思想処罰法とも呼べる憲法違反の稀代の悪法である。近代刑法の基本原則にも反するものである。

深刻な人権弾圧を引き起こす悪法が、法務委員会において審議入りすることは断じて認められない。

社民党は、ここに、改めて共謀罪に反対することを明らかにし、他の野党とも共闘して政府・与党の強引な姿勢と対決していく。なんとしてでも廃案に追い込むべく、院内外の力を更に結集する所存である。

以上