声明・談話

2005年9月16日

死刑執行に強く抗議する(談話)

社会民主党
幹事長 又市征治

  1. 本日、大阪拘置所に収監されていた死刑囚に対して刑が執行された。社民党は死刑制度が人道と社会正義に反するものとして、その存置に強い疑問を呈してきた立場から、今回の死刑執行に強く抗議する。
  2. 同時に国会閉会中、内閣改造が確実視される中で駆け込み的に死刑執行に及び、在任中の法務大臣に例外なく刑を執行させた「実績」を作り出そうとする法務省の姿勢は、言語道断と言わざるを得ない。
  3. 1989年の国連総会で「死刑廃止条約」が採択されて以来、国連人権委員会でも「死刑廃止に関する決議」がなされ、死刑存置国に対 して「死刑に直面する者に対する権利保障を遵守するとともに、死刑の完全な廃止を視野に入れ、死刑執行の停止を考慮するよう求める」とした呼びかけがされ ている。今回の執行は、死刑制度の廃止に向かう世界の流れに逆行したものである。
  4. 死刑制度については国内外で大きな議論が起きていることを勘案し、制度の存廃や死刑に代わる措置など刑罰の在り方について国民的な議論を尽くし、その間、政府は死刑の執行を差し控えるべきである。社民党は、今後も死刑制度の見直しに全力を挙げて取り組む。

以上