声明・談話

第75回メーデー・アピール

全国の働く仲間のみなさん、社会民主党は、第75回メーデーを心からお祝いし、連帯と激励のメッセージをおくります。

メーデーは、1886年、人間らしさの回復をもとめて8時間労働制を要求し立ち上がった米国の労働者のたたかいが、やがて働くものの「団結の日」として全世界に広がりました。あれから118年、働くものの「団結」はますます、その重要性を増しています。

我が国では、小泉政権による「強者のための経済政策」が、国民へ「痛み」をことさらに押し付けています。
300万人を超える完全失業者、若者の就職難、所得の二極分化は、自殺、犯罪の増加など社会不安を生み出しています。

こうした現実に追い討ちをかけるように、将来の安心を支え合う年金、社会とくらしを支える労働、未来を創造する子どもたちを支える教育、これらの支えを自己責任と優勝劣敗の競争へと置き換えようとしています。

さらに、小泉政権は、「テロに屈してはならない」とのひと言で、有事法制をはじめ、イラクへの自衛隊派兵など、憲法9条・前文の改悪に向かい暴走しています。

多大な犠牲と今でも苦しみから解放されない戦争被害者・被爆者の思いに背を向け、恬として恥じない、こうした小泉政権の政治を許すことはできません。

私たちは、「紛争やテロをなくす」ことにこそ努力を惜しまず、あきらめず訴え続けることこそが、「国際社会の名誉ある地位」を築くことになると確信します。

私たちは、訴えます。強者のための強者による政治や、あらゆる紛争を軍事力をもって解決する世界を拒絶しようではありませんか。

誰もが平等であり共に補い合い安心して暮らせる社会、互いの歴史・文化・習慣・主張を尊重し、貧困や飢餓、差別や抑圧のない世界をつくりだすことに貢献する国にしようではありませんか。

社会民主党は、働くものの英知と連帯の力は、必ずや、未来に希望がもてる平和で安心してくらし、生きられる社会を創造できることを確信します。

第75回メーデー万歳!

2004年4月29日

社会民主党 党 首
福 島 み ず ほ