声明・談話

2003年4月28日

第15回統一自治体選挙後半戦の結果について(談話)

社会民主党全国連合
幹事長 福島瑞穂

  1. 昨27日の投票を持って、第15回統一自治体選挙が終了した。今回の選挙は、小泉政権の二年間で雇用や暮らしが脅かされ、中央主導の市町村合 併などが進められる中、このまま小泉構造改革路線のもとで痛みの押し付けと地方の切り捨てを許すのか、それとも雇用や福祉を優先する自立した地域社会へと 転換を図るのか、重要な意味を持つ選挙と位置づけ、党の全力を挙げて戦った。わが党を支援してくださった市民の皆さんに、心からお礼申し上げたい。
  2. 後半戦で、わが党は、候補者数を前回から減らしたために前回当選者数を上回ることはできなかったが、大変に厳しい情勢のもとで、党 の再建と改革を進めていく基盤を確保することができた。13道県の市議選挙で公認・推薦候補者全員の当選を果たしたほか、新人候補全員が当選した愛知の例 に顕著なように、若手新人候補、市民運動や党の政治スクールなどで育った女性候補を多く当選させることができたことは、党組織の今後に大きくプラスになる ものと確信する。
  3. 首長選挙で党は、地域の自立を訴える候補者を推薦したが、普天間飛行場代替施設の県内移転に反対した沖縄・宜野湾市の伊波洋一候 補、街の景観保存に尽力する東京・国立市の上原公子候補が与党推薦候補を破った。このほか、合併に反対、慎重な首長が多く当選したことは分権に逆行して財 源委譲は進めず、地方に負担と責任だけを押し付けるような小泉内閣と与党の政治に対し、厳しい民意が反映されたものと考える。
  4. 選挙戦全般を通じ、党は、雇用と福祉を最優先課題に取り組み、平和で安定した分権社会をめざす姿勢を前面に押し出してきた。雇用、 福祉そして平和の危機に対し、市民の皆さんの共感を得ると同時に党への強い期待を痛感させられた。市民の皆さんの期待に応えられるよう、国会では有事法制 関連三法案や労働法制の改悪に反対すると同時に、引き続く総選挙、参院議員選挙で党が一層の飛躍を勝ち取れるよう全党一丸となって取り組みを強めていきた い。