声明・談話

メーデー・アピール

全国の働く仲間のみなさん、社会民主党は、第72回メーデーをお祝いし、心から激励と連帯のあいさつをおくります。

1886年5月1日に、アメリカで8時間労働日を求めてゼネストがたたかわれたことをきっかけとして、この日を「万国の労働者の団結の日」とし、メーデーがはじまり115年の歳月がたちました。

わが国では、1920年にはじめてメーデーが行われ、最低賃金法の設定などを求めました。その後も、治安維持法、不況と弾圧、そして警官隊の発砲により多数の死傷者を出した「血のメーデー」など、私たちも働く仲間と共に歴史を共有して参りました。

本日迎えた21世紀最初のメーデーにおいて、みなさんと決意と行動を共有したいことがあります。

切り捨てられる雇用・福祉と人権、脅かされる平和と民主主義・教育のあり方・地球環境など、これら国民生活を根底から崩壊させ、国の進路を誤らせかねない自公保連立政権に終止符を打つということです。

さらに、憲法調査会の論議が進むにつれて、その狙いが憲法9条の改悪・平和主義の否定にあることがますます明らかになってまいりました。

憲法は、みなさんとともにたたかい守り続けてきたことはもちろん、侵略戦争による多大な犠牲の上にあることを私たちは忘れてはなりません。それ故に、憲法擁護のうねりをみなさんと共に起こしてまいります。

みなさん、多くの人々の幸せを犠牲に、少数の人たちの幸福をつくりだすという弱肉強食・優勝劣敗の競争社会のありようを変革する21世紀にしようではありませんか。

働くものの生活と暮らしを守るメーデーの今日的な課題として、正規雇用者と非正規雇用者、大手と中小、女性と男性の格差是正をはかり、高齢者、障害をもつ方々など、誰にでも等しく分かち合える、そういう政治を取り戻そうではありませんか。

私たち社民党は、これらの課題をかかげ、迫る参議院議員選挙を全力でたたかい抜くと共に、一層の御支援・御協力をお願いしアピールといたします。

2001年4月28日

社会民主党 党首
土井たか子