声明・談話

2001年4月4日

アメリカ合衆国大統領
ジョージ・W・ブッシュ閣下
駐日アメリカ合衆国臨時大使
クリストファー・ラフルアー閣下

社会民主党 党首
土井たか子

申入書

私たちは、貴職が地球温暖化防止のための京都議定書について「支持はしない」と表明されたことを知り、非常な衝撃を受けるとともに、地球温暖化対策推進にとって極めて深刻な事態だと危惧をしています。

京都議定書の発効には、55カ国以上の批准と、温室効果ガスの削減義務を負う先進国のうち、先進国全体の排出量の55%以上を占める国が批准という2つの条件を満たす必要があります。このことは貴職もご承知の通りです。

貴国アメリカの二酸化炭素排出量は先進国全体の36%(1990年)を占めており、貴国が京都議定書から離脱することは、京都議定書の効果を大きく損なうことを意味します。

私たちは京都議定書の議長国としての責任を負っています。貴職の正式表明には、世界各国の国民が衝撃を受けています。いま貴国に異議をとなえ、前言の撤回を強く要請し、なんとしても貴国の協力を得て、議定書を発効させたいと願っております。

地球の未来に思いをはせることについては、皆同様であり、貴職もまた同じであると確信します。貴職が「正式表明」を検討しなおされるとともに、京都議定書発効のために、再度世界各国と共同歩調を取られる、申し入れる次第です。

以上