声明・談話

1999年10月4日

自由民主党幹事長
森 喜朗 殿

自民党・自由党・公明党の比例代表削減合意に関する申し入れ

社会民主党全国連合
幹事長 渕上貞雄

 自由民主党・自由党・公明党の三党の幹事長は、昨日、比例代表選出議員定数を二○削減し、臨時国会の冒頭で処理することで合意した。

しかし、比例区選出議員定数の削減は、比例代表制の長所である民意の反映という機能を弱めるとともに、中小政党切り捨てにつながり、小選挙区比例 代表並立制の有する、得票率と議席率の乖離、死票の増加、一票の価値の格差の拡大などの欠陥を強化してしまう重大な問題がある。

社民党は、このような問題を選挙制度等に関する協議会を開くことなく、各党の了解も得ず、多数派形成のための合意を行ったことは、協議会が設置された趣旨に反するものであり、自自公三党の今回の合意に対し厳しく抗議する。

したがって、下記の点について善処されるよう強く申し入れる。

記1.今回の政策合意はあくまでも三党間かぎりの合意であり、国会における選挙制度に関する制度的取り扱いはまったく別なものであると認識するが、この点を明確にして対応する二と。

2.6党の選挙制度等に関する協議会座長として、選挙制度等に関する協議会と今回の合意との関係を明確にする二と。また、協議会を現行の制度の矛盾を踏まえより民意が反映できる仕組みとなるよう選挙制度の基本問題を議論する場として民主的に運営すること。

3.選挙制度改正はあくまでも各党の一致が前提であり、各党の合意の下に行うという協議会における確認を尊重すること。