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土井たか子党首 記者会見

2003年11月13日

 みなさん、急なことでお集まりをいただきまして、大変ありがとうございます。本日は、みなさんにお伝えしたいことがございます。

 総選挙の開票日、この場所でインタビューにお答えして、「選挙結果につきましては、私自身、重く受け止めております」とお伝えしました。選挙が誠に厳しい結果であって、今度という今度は、全党挙げて立ち上がらなければならない選挙の結果でした。その敗北の責任、全党の責任を負っているのは、党首である私です。

 従って、その責任に対して、党首を辞任することを決意いたしました。

 本日、三役会議を開催し、引き続いて常任幹事会を開きまして、その席で辞任を表明し、了解をいただきました。正式には、今月15日に開催される党全国代表者会議の場所で辞任を表明し、了承をいただきたいと思っております。

 その後の党の執行部体制については、三役会議のたびに合議いたしておりますので、この難局を乗り切る最良の体制ができると、確信をしております。

 社民党を支持してくださるみなさん、全国のみなさんに対して、これまで社民党を支持して下さったことに厚く御礼申し上げます。

 社民党を立て直す、しっかり平和憲法を守る、さらには社会的に弱い立場の人々の側にたって行動する。その姿勢で、これからの政治の場所に、また地域の活動の場に臨んでいくために、私は一議員として、がんばりたいと思います。

 引き続きのご支援を是非、お願いしたいと思います。


【以下記者との質疑応答】

質問 土井党首は開票日に、「重く受け止める」とおっしゃいました。そして本日、辞任を表明されましたが、その間にはお気持ちの変化があったのでしょうか。

土井 本日に至って辞任を決めた、ということではありません。開票日に「重く受け止める」といっております。その中身には、責任の中身も含まれています。新聞記事の中には私が「続投する」というものもありましたが、私自身は「続投」とは申しておりません。

質問 難局を乗り切るための「最良の体制」とは、具体的には、どのような体制でしょうか。若返りや支持基盤の重視など、いろいろとあると思いますが。

土井 様々な要素があるでしょう。社民党の、これからの命運がかかるわけですから、それに対してがんばっていける執行部であろうと確信します。

質問 北朝鮮問題や秘書給与の問題などに対して、責任の受け止め方をもう少し具体的に、お話いただけませんでしょうか。

土井 これらの問題につきましては、社民党はそのつど、党としての対応をしてきました。秘書給与問題では、辻元元議員は自ら議員を辞職し、秘書給与を返済し、取調べに対しても協力してまいりました。社民党は、党内に調査委員会を設けて「悪いことは悪い」とはっきり認めて反省し、今後どうするかにつきましては、ガイドラインを作って努力してまいりました。
 拉致問題に関しても、社民党に対する批判については反省し、間違っていた点は正していく対応をしてきました。しかし社民党に対して、この問題がバッシングとして出てきました。バッシングの中には、事実でないこともございます。誹謗や中傷の類もありました。そういうことに対しては、毅然として臨まなければならないと考えておりました。
 しかし、そういうことが選挙結果に影響を与えているのであれば、その責任もとらなければなりません。責任は党首の私にありますから。

質問 責任のとり方としては、引き続き党首として護憲の党を守るという選択肢もあったと思うのですが。

土井 選挙についての全責任は党首にある、という前提で選挙に臨みました。従って、党首を辞任するというのが、責任のとりようだと考えております。

質問 辞任を決断された時期はいつですか。

土井 何日だ、とはいえませんが、開票が始まり、党の敗北を認めたときですね。

質問 次の党首はどなたがふさわしいと思いますか

土井 ここで言うのは、ふさわしくないでしょう。

質問 党首として活動されてきた、この間の総括は、ありますでしょうか。

土井 総括は、私が自らするものではないでしょう。
 有権者のみなさん、一緒にいろいろな活動をされたみなさん、党員のみなさん、地域の活動家のみなさん、この間、さまざまな問題について、社民党に協力してくれた関係あるみなさんが考えてくださる中身だと思います。

質問 選挙期間中に、民主党との連立政権についての話がありました。現在、社民党は民主党と合併するお気持ちはありますか。

土井 選挙の前に、民主党とは合併はしないことを決めて選挙に臨みました。しかし、選挙後の政権のありようについては「小泉内閣を倒す」という共通の目標で、民主党から政権協議の呼びかけがあったら参加しましょう、と決めていました。現在もその姿勢です。

質問 社民党の今後の展望についてお聞きします。護憲や年金などを専門にする政党になる、あるいは地域政党になるなどの道もあると思いますが。

土井 憲法や平和の問題が、深刻の度合いを深めていきます。そのことが、はっきり浮き彫りになった選挙結果です。社民党は、憲法と平和を守っていくことを、一貫して標榜してきた党です。これを全国に広げていくことが大切です。全国で拠点になってくれる人は、この選挙ではっきりしました。その人たちを、全国で横につないで、一つの大きなネットワークにしていくことがとても大切な活動になるでしょう。市民運動と連携したネットワークと、国会内での議員活動を連動させていくことが、今まで以上に必要になってくると思います。

質問 いま憲法が危機的な状況にあります。そうした状況の中で、党首をお辞めになることについて、お考えはありますか。

土井 事柄が深刻の度合いを深めつつあるときです。この時期に、皆さんに支えていただいてやってきた党の責任者を辞任するわけです。ですから、これからの活動については、党首を辞めたといって、活動が低下してはいけません。むしろ辞めたことによって、活動の場を広げようと、強く思っております。
 ありがとうございました。


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