福島みずほ党首の記者会見(12月6日)要旨1.労働法制改悪の動きについて政府の経済財政諮問会議が「労働ビッグバン」といい、規制改革・民間開放推進会議が今月末まとめる最終答申の原案が報道されている。特に雇用と労働に関する部分についての主な問題点は、派遣労働者の規制について、企業が派遣労働者に直接雇用を申し込む義務を撤廃するようにしたり、労働組合の団体交渉権を制限したりすることである。こうした流れに、社民党は断固反対していく。 現在でも、偽装請負、スポット派遣といったことが行われており、地方から働きに出てきていて手元にほとんどお金が残らないワーキングプアーといった問題がある。社民党はいち早く格差拡大の問題を指摘して、国会でも取り上げてきた。これらは、政府の政策によって生じた問題であり、非正規雇用が増大している。雇用の悪化が社会を破壊していく。 働く人への配慮がない。労働者はモノではないし、24時間働く機械ではない。120年前に、8時間労働制を求めてメーデーが始まったが、今は120年前よりも悪いくらいだ。ちゃんとした雇用があってこそ、安心も安全もあるのであって、政府は考え方を変えなければならない。 日本版エグゼンプションについても、同様である。年収がいくらかを超えた場合、時間外労働の規制をなくすということである。年収400万円という人もいるようだ。まさしく過労死促進法案、残業代不払い法案である。来年、この法案が上程されないように、また最終報告書が出ないようにがんばる。 2.国会の状況について臨時国会の会期は、今月15日までなのに、政府与党は会期を延長してでも、何としても悪法を通そうとしている。試合の最中に、ルールを変えるようなもので、国民の理解は得られない。 教育基本法を変えたとしても、いじめの問題に解決にはつながらない。タウンミーティングでも、だまして民主主義を破壊しながら成立させようとしていることに、怒りを覚える。 防衛庁の省昇格法案の趣旨説明が、本日の参議院本会議で行われた。民主党が衆議院で賛成したことは、理解できない。参議院ではもっと審議をさせたい。 明日の夕方、社民党本部において、「教育基本法改悪を許すな!市民の絆大集会」を開催する。4つの悪法に反対する市民集会でもある。 教育基本法の改悪案は参議院で審議中であり、成立をさせないようにしたい。 |