福島みずほ党首の記者会見(10月25日)要旨

1.野党幹事長会談の開催について

 衆議院補欠選挙で与党が2勝したことにより、国会では教育基本法が審議入りしようとしている。社民党は、共謀罪、国民投票法、防衛庁の省昇格などを含む悪法4法案について、成立させないように全力をあげる。

 明日、野党の幹事長会談を行うことになった。臨時国会も半ばにさしかかっている。遅きに失した感はあるが、安倍内閣と対決し、そのあと党首会談にももっていきたい。

 会談のテーマは、麻生外相や中川自民党政調会長の核武装発言に対して安倍総理の非核三原則を守ると述べていることについての閣内不一致の追及、教育基本法は慎重審議を行って拙速にやらないこと、福井日銀総裁の疑惑と防衛庁の談合問題の追及、沖縄県知事選に勝つための意思統一をすることなどである。

 防衛庁が省に昇格すると、省令が作れるようになり、ランクアップする。また海外での治安維持活動が本来業務になるとすれば、海外派遣恒久法案の前触れとなる。ますます危険になり、成立させないようにしたい。

 沖縄県知事選挙の告示日の第一声には加わる。今後を占う重要な選挙であり、糸数候補の勝利をめざす。

2.菅総務大臣のNHK国際放送への介入について

 菅総務大臣が、NHKの国際放送に対して、拉致問題を取り上げるように明示的な命令を出すと述べた。やめさせるように国会でも追及していく。

 放送法では、命令が出せるという規定はあるが、具体的な内容に踏み込んで命令をしたことはない。表現の自由、報道の自由を侵害するものである。具体的な命令を出すことが問題である。政治家のNHKへの介入が裁判中である。まだこの結論は出ていないが、政治家が報道機関に裏で圧力をかけたり、具体的な命令を出したりすることはすべきではない。NHKの他の放送や、民間放送、そして新聞にまで拡大していくことにもつながる。

3.新潟県での参議院選の候補擁立について

 新潟県連合は、参議院選の新潟県選挙区から、30歳の山本亜希子さんを擁立することを決めた。若くて元気な女性が名乗りを上げたのはよいことである。悪法4法案に反対する社民党公認候補として、当選させたい。